記事の内容
- 英語の習得には、大量のインプットが重要
- こどもの英語学習には、おうち英語が最適な理由
- こどもの英語教育におすすめのインプット教材
言語を習得する方法は、科学的な結論がほぼ出ています。
言語を習得する学習のポイント
- まずは音から学び(リスニング)、続いて文字から学ぶ(リーディング)
- インプットにたくさんの時間をかける
一番効果のある学習方法はインターナショナルスクールに入学すること。
毎日英語漬けの生活を送ることで、大量の英語をインプットできるからです。実際にインターナショナルスクールに通う生徒のほぼ全員が英語を話せるようになります。
しかし、百万円単位の高額な学費がかかるので、どの家庭にもオススメできるわけではありません。
さらに、英語の科目がはじまった小学校や英語教室などでは、英語のインプット量が圧倒的に足りません。
多くの家庭にオススメできる方法が、おうちでの英語学習。
英語を取り入れた生活を習慣にして、毎日コツコツ継続することで、たくさんの時間をかけて英語をインプットできます。
おすすめのインプット教材
幼少期の英語学習はとにかく"インプットの量"が最重要
新たに言葉を学ぶ時には音から入るのが正解です。
従来型の英語教育では、まずもって音のインプットの総量が足りていません。
書籍「世界最高のこども英語」より抜粋
インターナショナルスクールで英語漬けの生活を送った子供のほぼ全員が英語を話せるようになることから、こどもの英語教育には英語に触れる時間が重要なことは明らかです。
幼少期の英語学習を成功させるポイントは"英語のインプット量"。とにかくたくさんの時間をかけて、英語をインプットことが重要です。
特に文字が読めない幼少期には、特にリスニングでのインプットが効果的です。
諸説ありますが、英語脳を育てるための学習時間の目安は、合計でおよそ2,000時間ともいわれています
【学習時間を比較】こどもの英語教育におすすめな方法は?
主な4つの学習環境について、英語にかけられる時間をシュミレーションしてみました。
学習環境 | 4年間の学習時間 |
インターナショナルスクール | 5,760時間 |
小学校 | 157.5時間 |
英語教室 | 128時間 |
おうち英語 | 2,160時間 |
インターナショナルスクール:効果は抜群だが、一部の人向け
4年間の学習時間は?
6時間/日×毎月20日×12ヵ月×4年間=5,760時間
子供が英語を身につけるためには、インターナショナルスクールに通わせてあげることが最も効果的です。
英語漬けの生活を毎日過ごすことで、ほとんどの子供が英語を身につけることができます。
ただし、とにかく学費が高い。およそ年間150〜200万円ほどかかります。
共働きパワーカップルの家庭や一人っ子など、子供にお金をかけてあげられる家庭でなければ、通わせてあげることは難しいです。
学校:圧倒的にインプット量が足りない
4年間の学習時間は?
(45分/週×月4週×12ヵ月×2年間)+(90分/週×月4週×12ヵ月×2年間)
=157.5時間
僕たち親世代は中学から英語を学びましたが、今では小学校から英語教育が始まっています。
小学3,4年生:年間35コマ(週1)
小学5,6年生:年間70コマ(週2)
小学校は1コマ45分として計算すると、小学校で学ぶ時間は157.5時間。圧倒的に量が足りません。
さらに、必ずしもネイティブや英語が得意な先生に教えてもらえるとは限りません。
英語教室:圧倒的にインプット量が足りない
4年間の学習時間は?
40分/週×月4週×12ヵ月×4年間=128時間
英語教室はネイティブの先生から質の高い授業を受けられます。有名なベルリッツの通常コースでは、40分授業が週1回です。
しかし、幼少期の英語教育では"インプット量"が重要です。
4年間通っても、授業時間は130時間程度。学校の授業と合わせても300時間程度。学習時間の目標を2,000時間とするならば、全く足りません。
しかも、英語教室は費用も高くなる傾向にあります。(ベルリッツの場合、14,000円/月額〜)
おうち英語:毎日続けることでインプット量は十分
4年間の学習時間は?
90分/日×毎月30日×12ヵ月×4年間=2,160時間
毎日コツコツ続けることで、たくさんのインプット量を稼げることがおうち英語の最大の強み。
特に幼少期の英語教育はリスニング中心です。
朝の準備の時間、ご飯の時間、おうちの中で遊ぶ時間などがねらい目。生活の中に英語を流したり、動画を見る時間を取り入れることで、自然と英語をインプットできます。
毎日コツコツ継続することで、大量の英語をインプットできます。
幼少期におすすめの英語教材
幼少期から英語を学ぶ最大のメリットは、ネイティブの子供たちと同じような感覚で英語を身につけられること。
そして、幼少期のこどもがどのように自然と言葉を覚える方法論は、様々な研究で明らかになっています。
日本語に限らず、英語でも同じです。
子供が自然と言葉を覚える2ステップ
- 大量のリスニング(聞く)
- 大量のリーディング(読む)
幼少期から始める英語教育は環境が全てです。
英語圏やインターナショナルスクールで育つこどもと同じように、英語を身につけられる環境をおうちで整えてあげましょう。
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1大量のリスニング(聞く)
言葉を覚える能力が高い幼少期は、英語学習のゴールデンタイム。
文字の読み書きがまだじゅうぶんにできない幼少期から、リスニング中心の英語教材でたくさんの英語を聞かせてあげることで、自然と英語を理解できる英語脳を育てます。
おすすめのリスニング教材
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2大量のリーディング(読む)
じゅうぶんなリスニングで英語脳が育ったら、次は多読(リーディング)のステップです。
リスニングで育てた英語脳は、そのまま何もしなければ忘れてしまいます。
一方で、たくさんの英語を読むことで、文字を通じて脳に英語が定着して忘れにくくなります。
またいろいろな文章を読むことで、豊かな語彙力・表現力が身につきます。
おすすめのリーディング教材
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おうち英語を通じて、こどもがたくさんの英語に触れられる環境を整えましょう
こどもの英語学習を成功させるための最重要ポイントは、英語のインプット量。
英語に触れる時間をとにかくたくさん与えてあげることが大切です。
英語漬けの毎日を過ごすことができるインターナショナルスクールに通うことが最も効果的ですが、どの家庭にもオススメできる方法ではありません。
英語の科目が始まった小学校や、習い事ランキングで常に上位をキープしている英語教室だけでは、圧倒的にインプット量が足りません。
多くの家庭にオススメできる方法が"おうち英語"。英語に触れることを日々の習慣にして、毎日続けることで、結果的にたくさんの英語に触れて育てることができます。
優良なおうち英語教材はいくつもあります。ご家庭にあった教材を選んで、学習を始めてみましょう。
おすすめのインプット教材